ブレーキパッドの交換について

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ブレーキパッドの交換のタイミング

ブレーキパッド交換

ブレーキパッドの交換時期は3万km~4万kmでの交換をお勧め致します。
ブレーキパッドは新品時では10mmあり、3mm、4mm位に減ったら交換した方が良いです。







ブレーキパッドの交換前と交換後

  • 新品のブレーキパッドと古いブレーキパッド
  • ブレーキパッド交換前
  • 新品ブレーキパッド交換後

ディスクブレーキとは?

ディスクブレーキとは、ホイールと一体で回復するディスクを両側からパッドで圧着し、この時の摩擦力で制動トルクを発生させ、車輪を制動するものです。

ディスクブレーキの特徴
ドラムブレーキにみられるような自己倍力作用がほとんど発生しないので、摩擦力はパッドを圧着する力、及び、パッド摩擦係数に比例した値が得られる事です。

ディスクブレーキの長所
・制動力が安定している
・放熱性に優れている。
・ウォーターリカバリーが早い。
・自動調整機構が簡単である。

ディスクブレーキの短所
・ブレーキパッドを押し付ける力を大きくする必要がある。
・パッドの摩耗が早い。
・砂利や泥の影響を受けやすい。

ブレーキパッドとは?

ディスクブレーキでは、パッドの面圧がドラムブレーキのライニングよりも約3~4倍高いので、その分発熱量も多く摩耗も早いです。
この為、パッドには熱安定の良い、耐摩耗性に優れた材質のものが使用されています。
パッドはキャリパーの種類や、用いられているピストンの数などから形状の異なったものが使用されていて、また面積の広いものでは摩擦面の中央部に溝が設けられたものなども使用されています。

パッドには裏金の一面に金具を取り付け、摩擦面が使用限度近くに達すると金具とディスクが接触し警告音を発して運転者に交換時期を知らせるタイプのものもあります。

ブレーキローターとは?

ディスク(ローター)は、パッドの摩擦により摩擦力を発生させるもので適度な摩擦係数と熱エネルギーを一時的に蓄熱するための熱容量を持っている事が要求されます。
また蓄熱された熱を速やかに大気中に放熱する必要があるので、放熱線にも優れていなければなりません。
ディスク(ローター)は、一般には、金属鉄製のものが使用され、形状は円板状で直接ホイール・ハブに取り付けられ、ホイールと一体となって回転します。

ブレーキキャリパーとは?

ブレーキキャリパーの種類は、ディスクの片側だけにピストンがある浮動キャリパ型と、ディスクの両側にピストンがあり、ディスクを挟み付けるようになっている固定キャリパー型等があります。

浮動キャリパー型
ホイールと共に 回転するディスクと、横方向にスライドするキャリパー、キャリパーの片側に設けられた1個のシリンダ及び、ピストンとパッド等で構成され、このピストン力は、パッドを介してディスクに伝わり、その力の反作用でキャリパーをスライドさせて、他方のパッドに力を作用させる方式です。

固定キャリパー型
固定キャリパー型は、ホイールと共に回転するディスクと固定されたキャリパで構成されており、キャリパーの両端にはシリンダが取り付けられ、マスターシリンダからの油圧を受けてピストン先端のパッドをディスクに両面から圧着して制動作用を行うようにしたものです。

ドラムブレーキとは?

ドラムブレーキとはホイールと共に回転するブレーキドラムの中でライニングを接着したブレーキシューを拡張し、ブレーキドラムへ圧着させて制動力を発生させるものです。

ブレーキシューとは?

ブレーキシューはドラムとの接触面に摩擦力を大きくするためライニングが取り付けられており、取り付け方法には接着剤で張り付けたタイプと、リベットまたは、ボルトで締め付けられたタイプとがあります。

パーキングブレーキとは?

パーキングブレーキは車両を駐車させる時、車両が移動しないようにブレーキを機械的に効かせた状態を保つ為の装置で主ブレーキ本体に操作機構を組み込んだ兼用タイプと独自に専用のブレーキ本体を設けたタイプとがあります。

ブレーキオイルとは?

ブレーキオイルは、ブレーキペダルの踏力をブレーキ本体に伝達する為のもので、自動車が使用されるあらゆる条件下で作動し、満足な圧力を伝達しなければならないものです。

ブレーキオイルの種類には、品質により、DOT3及び、DOT4のものがあり、両者はそれぞれのもつ沸点により区分されています。

ブレーキオイルの品質

DOT3
DOT4

沸点(℃)

205以上
230以上
ウエット沸点(℃)
140以上
155以上
粘度
(mm2/S)
100℃
1.5以上
1.5以上
ー40℃
1500以上
1500以上

ブレーキマスターシリンダーとは

マスターシリンダとは、ブレーキペダルの踏力を油圧に変換する装置でその種類には、ピストンを1個用いたシングルマスターシリンダと、直列に2個用いたタンデムマスターシリンダとがあります。
一般に、タンデマスターシリンダは、油圧系統を前輪と後輪または、右前輪と左後輪、左前輪と右後輪とに分けて2系統に独立させる目的で用いられ、現在の小型自動車には、殆どのこのタイプが使用されています。

ブレーキ鳴き

自動車のブレーキはディスクローターまたはブレーキドラムとパッドまたはライニングとの摩擦力によって制動力を発生させています。
摩擦力は通常、制動力と熱に変換されますが、ブレーキ装置の摩擦係数は気候・温度・湿度によって変化するので場合によっては音に変換されます。
これがいわゆる一般的に「ブレーキ鳴き」ち呼ばれる現象だが異常ではありません。
しかし、ブレーキ鳴きの中でも異常はものもあります。
ディスクブレーキではパッドが無くなる前にパッドウェアインジゲーターと呼ばれる金属部品がディスクに接触させる事によって故意的に金属音の異音「キーキー音」を出し、交換時期を知らせる異音と言えます。
また、パッドが完全になくなってしまうと摩擦剤であるパッド部分の裏金が直接ディスクに接触する事によって激しい異音や「ガーガー」や「がりがり」といった音がし、ブレーキペダルにも感覚が伝わってきます。
どちらにしろ、パッドの摩耗によって起こる現象なので、早めに点検を受けた方が良いでしょう。

ブレーキパッド交換時期

ブレーキパッドの交換時期は、一概には言えませんが、新品時で約10mmあるので、半分の5mm位では、交換を考えた方が良いでしょう。
2mm前後ではただちに交換した方が良いです。
また、残量が充分にあっても年数が経過しているものは硬化して効きが低下しているので注意する必要があります。
これはブレーキの使用頻度などによっても変わってくるので走行距離で見る事は難しいので、定期点検時に見てもらうのが良いでしょう。

ブレーキパッド交換方法

①ジャッキアップをしてタイヤを外します

②キャリパを止めている2本のボルトのうち、下のボルトを外します。

③上のボルトを支点にキャリパを上へ持ち上げる。

④パッドを外します。

⑤新しいパッドのバリをペーパーやすりで落とし面取りします。

⑥パッドにグリスを塗ります。

⑦シムを取り付けます。

⑧キャリパが当たる部分にもグリスを塗ります。

⑨パッドを組み付けします。

⑩ピストンを戻します。

※ブレーキオイルがたくさん入っている場合だとピストンを戻す時にあふれる可能性があるので注意が必要です。

⑪キャリパを戻します。

⑫外した下のボルトをしめ付けます

ブレーキキャリパオーバーホール

①ジャッキアップをしてタイヤを外します

②キャリパを止めている2本のボルトを外します。

③キャリパの裏側に付いているブレーキホースを外します。

④キャリパを外します。

⑤ブレーキホースがささっていた場所にエアガンを当てピストンが出てくる場所にウエスをしきます。

⑥一気にエアを送り、ピストンを抜きます。

⑦中のシール関係を外します。

⑧中をきれいに洗い、エアガンで水分を飛ばします。

⑨中にグリスを塗ります。

⑩中のシールを組み付けます。

⑪ピストンにゴムブーツを取り付けピストンを組み付けます。

⑫ゴムブーツがしっかり入っている事を確認してCリングを組み付けます。

⑬スライドピンをガイドしているゴムも新品に替えます。

⑭ブレーキホースのパッキンを替えます。

⑮キャリパを戻します。

⑯ブレーキホースを組み付けます。

⑰エア抜きをして終了です。

ブレーキエア抜き

①リザーブタンク内のブレーキオイルを抜きとります。

この時、抜き取ったオイルをこぼさない様に注意して下さい。
ブレーキフルードは塗装を犯しますので、万が一塗装面等についたらすぐに水で洗い流して下さい。

②オイルを補充します。

リザーブタンク内に新しいオイルを補充します。
指定オイルはオイルのキャップに書いてあります。

③エア抜きをします。

4輪全てのエア抜きをしますが、順番はマスターシリンダーから遠い所
(左リヤ→右リヤ→左フロント→右フロント)の順番で行います。

④ホースを差し込みます。

左後輪にホールをつなぎ、工具(8mmか10mmのメガネレンチ)をブリーダープラグに入れホースを差し込みます。

⑤ブレーキオイルの交換をします。

作業は基本的に二人で行います。一人は、車内でブレーキペダルを踏み、もう一人はオイル交換作業をします。
ブリーダープラグをゆるめ、車内にいる人に声をかけてブレーキをゆっくり連続で踏みます。

⑥エア抜きをします。

ホースをたどり、古いオイルが押し出されます。

この時、ホースを確認して、エアが混入していないか確認します。

この時ホースを確認してエアが混入していないか確認します。
もしエアが混入していたら無くなるまでブレーキを踏み続けます。

リザーブタンク内のオイル切れに注意して下さい。
時々タンクのオイルを確認して少ない様だと補充して下さい。
数回ブレーキを踏むと汚れたフルードが押し出されて、きれいなフルードに変わってきます。
エアが出なくフルードの色が透明感のある色に変わったらそこで終了です。

ブレーキを踏みっぱなしにしてもらいプラグをしめ込みます。
ブリーダープラグの辺りにしみ出たブレーキフルードをクリーナーで洗い流します。
同様に右後→左前→右前の順番で作業します。
最後にリザーブタンクに規定料のフルードを補充して完了です。

⑥一気にエアを送り、ピストンを抜きます。

⑦中のシール関係を外します。

⑧中をきれいに洗い、エアガンで水分を飛ばします。

⑨中にグリスを塗ります。

⑩中のシールを組み付けます。

⑪ピストンにゴムブーツを取り付けピストンを組み付けます。

⑫ゴムブーツがしっかり入っている事を確認してCリングを組み付けます。

⑬スライドピンをガイドしているゴムも新品に替えます。

⑭ブレーキホースのパッキンを替えます。

⑮キャリパを戻します。

⑯ブレーキホースを組み付けます。

 

⑰エア抜きをして終了です。

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