そもそもカーフィルムとは?
「カーフィルム」ってどんなのものかご存知ですか?
カーフィルムは、アメリカで1960年代後半から70年に流行した「スモークフィルム」をルーツに持つ、車のドレスアップパーツ。
車のサイドウインドウや、リヤウインドウに貼り付けて使用します。
カーフィルムを最初に使用したのは誰?
所説ありますが、世界で初めてカーフィルムを使用したのは、ビートルズのメンバーで世界的に有名なアーティストでもある、ジョン・レノンなのだとか。
何でも1965年ごろ、当時のビートルズあまりの人気に、プライバシーのなさを感じていたジョンが、愛車のロールス・ロイスのウィンドウ全面に特注のスモークフィルムを貼ったのが最初だそうです。
カーフィルムの違法使用で摘発されたのは?
ちなみにいうと、カーフィルムに関する摘発を最初に受けたのも、ジョン・レノン。
日本と同様に英国でも、カーフィルムを車に使用する際の規制・基準は存在します。
ジョンは愛車のロールスに深い考えもなく、カーフィルムを貼ったので、警察から摘発をうけることになりました。
このカーフィルム・コラムでも紹介しますが、カーフィルムを貼る時は法律に則った施工が必要です。
カーフィルムを使用する際は、気をつけたいものですね。
カーフィルムの歴史
欧米、特に車のドレスアップ大国アメリカで大ブレークしたカーフィルムは、1970年代の後半には日本に上陸。3Mなどの世界的フィルムメーカーが「スコッチ」ブランドを展開し、カーフィルムブームは世界的に広がっていきます。
日本でも1980年代に入ると、本格的に事業としてカーフィルムを取り扱う会社が増えてきました。
当初のカーフィルムはコートレスだった
日本に上陸したころのカーフィルムは、カー用品としての専用設計がなされたものではありませんでした。
建築建材としての偏光フィルムや色付きフィルムを、車のウィンドウに使用していたのです。
そのため現在のカーフィルムのように、キズや摩擦からフィルム面を守る「ハードコート」処理がなされていませんでした。
接着方法も、建築表具(フスマ・障子・壁紙など)と同じように水貼り。そのため、初期のカーフィルムは、剥がれやすくキズもつきやすいものでした。
車のウィンドウに専用設計されたカーフィルムの登場
「建築用とは異なる、車に最適化されたカーフィルムがほしい」「UVカットやプライバシーを保護しながら、運転に差し支えないカーフィルムはつくれないか?」このような市場の要望で、車の使用に特化したカーフィルムが登場します。さらには、カーフィルムなど車のボディケアを専門にするプロショップの出現で、カーフィルムはドレスアップの中で一定の地位を築くにいたります。
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