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洗車した後の拭き上げは重要?拭き上げのポイントは?

洗車

天気が良い日には、洗車したくなる方は多いのではないでしょうか?

洗車をすると、車に愛着が湧きますし、水を使うので自分自身も気持ちがいいですが、洗車後にきちんと「拭き上げ」をしていますか?

意外と「天気が良いし、拭かなくても走れば乾く」と考えている方も多いかもしれません。

この記事は、「洗車」や「洗車後の拭き上げ」について解説した記事になっています。

  • 洗車をした後に車を拭かないと、どうなるのか?
  • 洗車後の拭き上げのポイントを知りたい

上記のような方は、ぜひ最後までお読みください。

洗車をした後に拭き上げをしないとどうなるの?

車

自分自身で手洗い洗車をする方も、いらっしゃると思いますが車がキレイになったことに満足して、「拭かなくても自然に乾くから大丈夫」と考える方もいると思います。

実際、拭き上げをしないとどうなるのでしょうか?

ここでは「洗車が終わった後の拭き上げをしないと、どうなるのか?」や

「拭き上げのメリットとデメリット」を紹介します。

洗車後の拭き上げをしないと、汚れたり水シミになってしまう

「天気が良かったり」、「少し走れば」洗車後に拭かなくても水分は蒸発します。

しかし、空気中には「ホコリ」や「花粉」などの汚れが浮遊してるため車のボディの水分に汚れがくっつき、車が汚れやすくなります。

また、車が濡れている状態は、雨上がりに近いともいえるので水分が蒸発し「水シミ」となって、車の美観が損なわれてしまいます。

せっかく洗車してキレイになったのに、拭き上げをしないと逆に車が汚れてしまうのです。

拭き上げのメリット

洗車後の拭き上げには以下のメリットがあります。

水シミを防げる

ボディに付いている水分が蒸発すると、「水シミ」となって塗装面に水滴のような汚れが付着します。

特に夏場などは、ボディが高温になりやすく、水分が早く乾く傾向があります。

この水シミは、「イオンデポジット」ともいい、ボディに付着すると簡単に取ることができなくなってしまいます。

イオンデポジットが更に進行すると「ウォータースポット」となり、塗装に深刻なダメージを与えてしまいます。

ここまで来ると、塗装面の研磨が必要となり、状態によっては研磨作業でもキレイにならない場合もあるため拭き上げは重要なのです。

汚れを付きにくくする

ボディ表面が乾いている場合、濡れている時よりも汚れは付着しにくくなります。

先程も解説しましたが、車が濡れていると汚れが付きやすくなります。

汚れが付きやすくなると、洗車の頻度が増えるデメリットがありますが、汚れの種類によっては塗装面などにダメージを与える可能性があるため注意が必要です。

拭き上げのデメリット

時間がかかってしまう

意外と拭き上げには時間を要します。

ボディやドアの内側、ついでにホイールまでキレイに拭き上げると、30分程度は必要でしょう。

洗車用のタオルなどを使わないとキズが付く可能性がある

キレイに隅々まで洗車をして、しっかりと念入りにすすいでも、車の汚れを見落としていたり、洗車直後であったとしても空気中のホコリなどで車は汚れてしまいます。

拭き上げの時に、一般的なタオルや雑巾を使ってしまうとキズを付けてしまう可能性があるのです。

洗車用のタオルは、一般的なタオルや雑巾よりも繊維がやわらかいので塗装面に優しいです。

また、吸水性にも優れているため、拭き上げ時間の短縮にも繋がります。

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洗車機で洗った後も拭き上げはした方が良いの?

車

洗車機で洗車した場合、洗車工程の最後にエアブローがあります。

エアブローとは、空気によってボディの水滴を飛ばす工程ですが、その場合でも洗車後の拭き上げは必要なのでしょうか?

洗車機のエアブローでは、水分が残ってしまうので拭き上げが必要

洗車機のエアブローは、高圧の空気によってボディの水分を飛ばしてくれます。

しかし、水分を完全に除去することはできず「あくまでも拭き上げの補助」的な役割といえるでしょう。

洗車機によっては、すすぎが不十分なことがあるため拭き上げが必要

洗車機のメリットは「短時間」で車がキレイになることですが、そのためすすぎが不十分な場合があります。

すすぎが不十分だと、ボディに洗車機のシャンプー成分が残り、拭き上げを行わないことによって、ボディに残ったシャンプーが原因で「シミ」がついてしまう場合があります。

また、ワックスなどの撥水効果のある洗車コースで洗った場合には、エアブローで残った水分にワックス成分などが含まれています。

拭き上げをしないと、これら油系の水分によってボディが汚れたり、塗装面にダメージを及ぼす可能性があります。

洗車に必要な道具は?

5シリーズツーリングのガラスコーティング施工後ボンネット

洗車をすると、車への愛着が湧いてきます。

時間がないときなどは、洗車機を使うこともありますが、出来れば手洗い洗車を行いたいですね。

ここでは、洗車に必要な道具や洗車方法を解説します。

カーシャンプー

カーシャンプーには汚れを浮き上がらせる効果があり、

種類も多くあります。

通常タイプには余計なものは入っておらず洗浄効果のみとなっています。

水アカ落としタイプには、洗浄効果の他に研磨剤などが含まれており汚れ落としと一緒に水アカを落とす効果があります。

しかし、研磨剤が入っているため、擦りすぎると細かいキズが入ってしまう場合もあります。

ボディ色の指定があるシャンプーも存在します。

例えば「淡色用」や「濃色用」などの種類があります。

一般的に淡色用には研磨剤が含まれ、濃色用にはあまり研磨剤が含まれていません。

これは、淡色はキズよりも水アカが目立ち、濃色はその逆であるためボディ色によって成分が異なるのです。

このタイプのシャンプーでは、自分の車の色に合ったものを選ばなければいけません。

ワックスなどの効果があるシャンプーもあります。

洗車と一緒にワックスがかけられるため、便利ですがコーティングを施工している場合、ワックス成分との相性が悪い場合もあるため事前の確認が重要です。

スポンジ

シャンプーを含ませてボディを洗う時にスポンジが必要です。

スポンジも「柔らかいもの」や「硬いもの」、「持ち手が付いているもの」など様々な種類があります。

バケツ

シャンプーを泡立ててスポンジに含ませる時に、バケツを使います。

サイズも多くありますが、中には折りたためるタイプのバケツもあります。

タオル

洗車用タオルも多くの種類があります。

柔らかさに特化したものや、吸水性の高いものなどがあります。

拭き上げは重要な工程なので、タオルにもこだわりたいですね。

洗車方法

ベンツSクラスガラスコーティング施工後

しっかりと洗い流す

まずは、ホースや高圧洗浄機等を利用してボディの汚れをしっかりと洗い流しましょう。
この工程で手を抜くと、スポンジでボディを擦る時にキズが入ってしまうことがあります。

泡立てをしっかりする

バケツにシャンプーと水を入れて泡立てます。

泡立ったらスポンジに含ませてボディを優しく擦ります。

上から下に擦る

上から下に向かって擦る事を意識しましょう。

また、常にスポンジにたっぷりの泡を含ませることも重要です。

丁寧に流す

車全体を擦り終わったら、泡を流します。

バケツとスポンジをキレイな水ですすいでから、バケツに水をいれスポンジで優しく擦り、再度丁寧に流せばすすぎ残しを防げます。

また、夏場などはスポンジで擦った泡がすぐに乾いてしまう場合もあるため、ルーフやボンネットなど車のパーツ毎に擦りとすすぎを行っても良いでしょう。

拭き上げを丁寧にする

ボディが乾かない内に、洗車用タオルで丁寧に水分を拭き上げます。

拭き上げ時のポイントは後述で、詳しく解説します。

洗車の後の拭き上げ時のポイントは?

ここまで、洗車後の拭き上げを重点的に解説してきました。

拭き上げは重要な工程で、やり方や使う道具を間違えるとキズがついてしまうこともあります。

ここでは、洗車後の拭き上げのポイントを解説します。

タオルは洗車用を使う

ここまでも何回か触れてきましたが、洗車後の拭き上げには洗車用タオルを必ず使いましょう。

一般的なタオルや雑巾は繊維が硬いため、拭き上げ時にキズが付く可能性があります。

また、洗車用タオルは吸水性が良いので、オススメです。

拭き上げも優しく行う

洗車用タオルを使っていても、力を入れてゴシゴシ拭けば当然キズが入ります。

拭き上げも、優しく丁寧にすることを心がけましょう。

ボディの上から下に向かって拭く

一般的にボディの下側には、鉄粉などが多く付着しています。

ボディの下から上へ向かって拭き上げをすると、鉄粉などが付いたタオルで擦ることになるため、塗装面を傷めてしまいます。

タオルは複数枚用意する

洗車が終わったボディでも、拭き上げをするとタオルが汚れます。

汚れたタオルで拭き続けると、汚れを広げることになりますし、車にキズもついてしまいます。

タオルの汚れに気付いたら、すぐに新しいタオルに替えましょう。

硬くなったり吸水性の悪いタオルは使わない

柔らかい洗車タオルでも、使っている内に徐々に繊維が硬くなり劣化します。

また、劣化すると吸水性を低下するため、拭き残しが目立ってきます。

古くなった洗車タオルは、すぐに買い替えが必要です。

窓ガラスは空拭きする

窓ガラスは、拭くだけでは「拭きスジ」が残ってしまいます。

拭きスジは車の外からは目立ちませんが、車の中から見ると意外に目立ってしまいます。

窓は洗車用タオルで拭いた後すぐに、乾いたタオルで「空拭き」することで、拭きスジを防ぐことができます。

ボディを拭き上げた後にドアの内側を拭く

直接スポンジで擦り洗いしない「ドアの内側」は、結構汚れています。

そのため、ドアの内側を拭くとタオルが汚れてしまうため、ボディの拭き上げが終わった後に、ドアの内側を拭いた方が良いでしょう。

ホイールは1番最後に拭く

ホイールには、泥やホコリの汚れ以外に、「ブレーキダスト」や「鉄粉」などで汚れています。

ホイールを1番最後に拭かないと、ボディにホイールの汚れが付くだけではなく、塗装面にダメージを与える可能性があるため、良いことはないです。

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まとめ

ここまで、「洗車後の拭き上げ」や「洗車」について解説してきました。

拭き上げは大切な工程で、きちんと行わないと思わぬトラブルに発展する可能性もあります。

この記事で、拭き上げの重要性の参考になれば幸いです。