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ポリマー加工のメリットは?ガラスコーティングとの違いについて解説!

ガラスコーティング施工

最近ではボディメンテナンスとして、カーコーティングも広く一般的になってきました。

コーティングの種類も多く、ワックスと同様にDIYで施工できるものや、専門店に依頼するものなど、お車の使用状況や保管状況によっても様々な選択肢があります。

数あるコーティングの中で、一番お手軽なのが「ポリマーコーティング(ポリマー加工)」になります。

ポリマー加工は、自分自身でも施工可能ですが上質な仕上がりを求めるのであれば、プロに依頼した方が良いといえます。

この記事では、「ポリマーコーティング(ポリマー加工)」に関して解説した内容になっています。

  • ポリマー加工のメリットとは?
  • ワックスや他のコーティングとは、何が違うのか?

上記のような方は、ぜひ最後までお読み下さい。

ポリマー加工とは?

ポリマーコーティング(ポリマー加工)は樹脂系コーティングともいわれます。

ポリマーとは、石油由来あるいは化学合成による化合物を高分子の分子重合体を原料としています。

ポリマー加工とワックスの違い

車

ワックスも「広い意味では」コーティングの一種ともいえますが、主成分や被膜の強さが違います。

ワックスの主な成分は油とロウで、それによって、ツヤや水ハジキの効果があります。

ワックスは種類が多く、DIYで手軽に施工できる点が魅力です。

しかし、ワックスの被膜は強くないため、雨や洗車などでコート膜がなくなってしまう弱点があります。

また、主成分の油やロウは汚れを寄せ付けたり、水垢の原因にもなります。

耐熱性も低く蒸発しやすいため、効果は1ヵ月程度といわれています。

ポリマー加工の原料は、石油由来や化学合成による化合物を高分子の分子重合体とした「ポリマー」を原料としています。

分子の結合によって、塗装にコート膜を作りツヤや撥水効果、親水効果などが得られます。

また、ワックスのように、ポリマー加工は自身でできるのも魅力です。

コート膜はワックスよりも強く、効果の持続期間は、約3ヶ月から半年といわれています。

ワックスと比べると利点が多いですが、施工費用や施工の手間が必要で、良い状態を維持するにはお手入れが必要になります。

ポリマー加工の種類

ポリマー加工はポリマー(重合体)を原料とした樹脂系コーティングですが、他にもいくつかの種類があります。

具体的な原料には、「シリコン」や「テフロン」、「フッ素」などが使用されています。

また、樹脂系コーティングに「ガラス繊維」が入ったものもあり、それらは「ガラス系コーティング」と呼ばれています。

しかし、ガラス系コーティングには「ガラス繊維の含有量」の明確な基準がなく、少しでもガラス繊維を含んでいればガラス系コーティングと謳っている製品もあり、注意が必要です。

ポリマー加工の効果

ポリマー加工などのコーティングは、ボディに被膜を形成することによってツヤや光沢などを向上させます。

また、塗装を保護し汚れやダメージから守る役割もあります。

車は様々なダメージにさらされています。

特に太陽による紫外線の影響は大きく、塗装の色褪せなどの原因に繋がることあります。

ポリマー加工の被膜は、これらのダメージを防ぐだけではなく汚れの付着なども防止する役割も果たします。

ポリマー施工車の注意点

まず、ポリマー加工に限らずコーティング施工車にはワックスは厳禁となっています。

ワックスの主成分である油分やロウが、ポリマーのコート膜を劣化させコーティングが剥がれてしまうことがあります。

ポリマー加工施工後のメンテナンスは、シャンプー洗車が基本となります。

当然ですが、ポリマー加工施工車用のシャンプーを使う必要があります。

家庭用などのシャンプーは、コーティングのコート膜を傷めるため注意が必要です。

汚れが酷いときやメンテナンス時期には、業者での作業が必要となります。

ポリマー加工のメリットは?

メリット

比較的手軽に施工できる、ポリマー加工ですがどのようなメリットがあるのでしょうか?

コーティングの中では安く施工できる

ポリマー加工は様々なカーコーティングの中でも、「比較的安く」業者に依頼できるメリットがあります。

価格帯としては、車種やボディサイズ等によって違いはありますが、数千円から数万円というのが一般的です。

また、ポリマーの原料や下地処理などでも料金が変わってきます。

自分自身で施工することもできる

ポリマー加工は業者での施工はもちろん、DIYでも施工が可能です。

もちろん必要な道具や施工環境、知識などは必要になりますが自身も可能となります。

ただし施工の際には、ホコリなどに気を配ることが重要です。

ツヤや撥水効果などがワックスより長続きする

ポリマー加工のコート膜は、ワックスよりも頑丈なためコーティングの効果が長持ちします。

また、ポリマー加工ならではのツヤも魅力の1つです。

ワックスなどでも、ツヤを売りにしている製品がありますが一般的にはコーティングほど長持ちしません。

さらにコーティングのコート膜によって、汚れが落ちやすくなるため洗車キズがつくのを防ぐ効果があり、日頃の手入れも楽になります。

ガソリンスタンドなどでも施工できる

ポリマー加工を業者に依頼する場合、施工できる店舗が多いのもメリットです。

ポリマー加工は、コーティング専門店だけではなくカー用品店やガソリンスタンドでも施工できるお店が多いです。

そのため、値段や施工日数などを比較することができるため自分にピッタリなお店を探すことができます。

簡単に再施工することができる

ポリマー加工は、ガラスコーティングよりもコート膜が硬くないため、簡単に剥離や再施工ができます。

例えば、板金塗装を行った場合にコーティングの再施工が必要になったとしても他のコーティングに比べ、短時間で施工が可能なのです。

小さなキズは目立たなくすることができる

爪が引っ掛からない程度の些細なキズであれば、コート膜によってキズが目立ちにくくなります。

コート剤には研磨剤が含まれていないため、キズは消えませんが施工によって塗装にダメージを与えることはありません。

ポリマー加工のデメリットは?

デメリット

ワックスよりもメリットが多いですが、他のコーティングと比較するといくつかデメリットもあります。

耐久性が比較的低い

ポリマー加工は比較的耐久性が高くないので、洗車機などで洗車するとコート膜が剥がれてしまうこともあります。

また、手洗い洗車でも丁寧にやさしく行わないとコート膜が剥離する可能性があります。

コート膜が劣化しやすい

ポリマー加工は他のコーティングと比較すると劣化しやすいといえます。

コート膜が劣化すると、ボディの表面に「くすみ」のような汚れが浮かび上がることがあります。

そのようになってしまうとコート膜の剥離に時間を要し、元の状態に戻すのには時間がかかってしまいます。

油脂分が多いので酸化にしやすい

ポリマーは他のコーティングよりも油脂分が多いため、コート膜が酸化し劣化しやすいです。

そのため、マメなメンテナンスが重要となります。

効果が長続きしない

ポリマー加工は、コート膜がさほど頑丈ではないため比較的効果期間が短いといえます。

ボディ表面のコート膜が雨や汚れなどによって、少しづつ剥離したり劣化したりしていきます。

コーティングの効果は3ヶ月から半年程で、メンテナンスもせずに放置しておくと上記で書いたようなくすみや頑固な水垢のウロコなどが出てきます。

ガラスコーティングとは違いキズを防止する効果はない

ガラスコーティングの被膜は硬いため、キズを防ぐ効果があります。

ポリマー加工では、そのような効果はないためコーティングを施工しているからと安心はできません。

研磨剤入りのシャンプーを使用するとコート膜が剥がれる

ポリマーに限らず、コーティング施工車には研磨剤が入ったシャンプーでの洗車はオススメできません。

特にポリマー加工の場合は、コート膜が剥がれやすいため注意が必要です。

ポリマーコーティングとガラスコーティングの違いは?

ガラスコーティング施工

ここまで、ポリマー加工について解説してきましたがカーコーティングには他にもガラスコーティングがあります。

ここからは、ガラスコーティングの特徴について解説します。

ガラスコーティングとは?

ガラスコーティング施工後ボンネット

コーティングの中で最も性能が高く、100%完全無機質のガラス被膜を形成します。

ガラスのコート膜は強力で耐紫外線、耐熱性、耐油性などに優れ、塗装面を保護する力が強いです。

施工については、基本的には業者に依頼しなければならず、料金も高めになりますが、持続期間は約305年というのが一般的となります。

ちなみに、メンテナンスフリーでも、コート膜を維持することができますが、洗車などの手入れは必要です。

ガラスコーティングの特徴

塗装面にガラスのコート膜を作り、ボディを劣化やキズから長期間守ります。

また、コート膜が硬く持続期間が長いため、長期間汚れが簡単に落とすことができます。

業者での施工期間は1日~2日以上必要となり、丁寧な下地処理や、施工を専用の施設内で行います。

ちなみに板金塗装などで再施工が必要となった場合、手間や時間などがかかるのは、やむを得ないでしょう。

ガラスコーティングはDIYには向かない

ガラスコーティングは魅力的ですができればDIYしたいと考えている方も多いと思います。

しっかりとした設備や環境、技術があれば、DIYも可能ですが中々難しいといえます。

例えば、コーティング施工前の下地処理も、時間をかけて丁寧に行う必要がありますし、ガラスコーティングはコート膜が硬いため失敗した場合、被膜の剥離も容易ではありません。

つまり、失敗した場合のリスクが高いので業者に依頼するのが一番良いと言えます。

まとめ

ポリマー加工は、コーティングの中では比較的安く施工でき、ワックスよりも効果が続くのが魅力です。
ですが、車の輝きや傷の付きづらさ、お手入れ等総合的に考えたらガラスコーティングをするのがおすすめです。 この記事がコーティング選びの参考になれば幸いです。