車検費用の相場と内訳、安くするコツ

アウディA5車検点検前

車検費用って、いざ近づくとちょっと落ち着かないですよね。
見積もりを見て「これって相場なのかな」「平均はいくらくらい?」「内訳がよく分からない」と感じる人は多いと思います。

しかも、車検費用はディーラーに出すか、整備工場にするか、車検専門店やカー用品店、ガソリンスタンドにするかで変わりやすいです。
軽自動車と普通車でも違いますし、法定費用の自動車重量税や自賠責保険料、印紙代は避けられない一方で、車検基本料や整備費用は調整の余地があるのがややこしいところです。

この記事では、車検費用の見積もりを見て困らないように、まず相場感をつかみつつ、どこにお金がかかるのかを整理していきます。

  • 車検費用の内訳と相場感
  • 軽自動車と普通車での違い
  • 依頼先ごとの車検費用の傾向
  • 車検費用を抑える具体策

車検費用の内訳と相場

ここでは、車検費用が「何に」「どれくらい」かかるのかを、できるだけスッキリ整理します。
先に内訳の全体像をつかむと、見積もりの見え方が変わってきます。

この記事で出てくる金額や相場は、あくまで一般的な目安です。
制度改定や地域、車種、車の状態で変動します。

正確な情報は、国土交通省などの公式サイトをご確認ください。

車検費用の内訳は法定費用

車検費用は大きく分けると、法定費用と、車検基本料・整備費用の2つに分けて考えるのが分かりやすいです。
最初に押さえたいのは、法定費用はどこで受けても基本的に同じという点です。

法定費用でよく出てくる3つ

  • 自動車重量税(車の重さや年式で変わる)
  • 自賠責保険料(強制保険)
  • 印紙代(検査手数料)

この3つは「車検を通すために必要な費用」なので、見積もりを比べるときは、まずここが過剰に上がっていないか確認します。
なお、エコカー減税などの条件で自動車重量税が変わるケースもあるので、「自分の車はどれに当たるか」を確認するのが大事です。

見積もりで混乱しがちだと思うのは、同じ“車検費用”でも、法定費用と整備費用がごちゃっと合算されて出てくることです。
まずは内訳を分けて見るだけでも、落ち着いて判断しやすくなります。

自動車重量税で変わる相場

車検費用の相場に影響しやすい法定費用が、自動車重量税です。
これは車両重量によって段階的に増えやすく、さらに年式(経過年数)でも上がることがあります。

ざっくり言うと、同じ整備内容でも、重い車ほど法定費用の土台が高くなりやすいので、普通車やミニバン、SUVなどは「最低ラインの車検費用」も上がりやすいです。

車両重量の目安重量税(2年分)のイメージ車検費用への影響
軽自動車一律でかかることが多い法定費用を抑えやすい
~1.0t比較的抑えめ相場の下限に寄りやすい
~1.5t中間帯整備次第で幅が出る
~2.0t以上高めになりやすい車検費用の下限が上がる

また、年式が古い車は、税率が変わるタイミングがあるので「前回より上がった気がする」と感じやすいです。
車検費用を見積もるときは、重量と年式をセットで見ておくと納得感が出ます。

自賠責保険料と印紙代の目安

自賠責保険料は、車検のタイミングでまとめて支払うことが多いです。
普通車と軽自動車で金額が分かれていて、契約期間(車検なら24か月が一般的)で決まります。

印紙代は検査手数料で、こちらも車検費用の内訳に入ります。
金額は大きくはないですが、「どこでも同じだろう」と思っていると、内訳が説明されないまま合算されていてモヤっとすることがあります。

見積もりのチェックポイント

  • 自賠責保険料が24か月になっているか
  • 印紙代が内訳として明示されているか
  • 法定費用が“整備費用”に紛れていないか

正確な料率や手数料は改定されることがあるので、最新は公式情報での確認がおすすめです。
自賠責の概要は国土交通省の案内も参考になります(自賠責保険・共済の加入案内)。

車検基本料と整備費用の平均

車検費用の差が出やすいのが、車検基本料整備費用です。
ここはお店や工場で料金設定が違うので、同じ車でも見積もりが変わりやすいポイントです。

車検基本料に含まれがちなもの

  • 24か月点検の作業工賃
  • 検査の代行手数料(代行する場合)
  • 点検結果の説明や簡易調整

そして、車の状態によって追加されるのが整備費用です。
ブレーキ周り、タイヤ、バッテリー、オイル、各種フィルターなど、消耗品が重なると一気に車検費用が跳ねることもあります。

見積もりで大事なのは「必須」と「推奨」を分けて聞くことです。安全と予算のバランスは人それぞれなので、遠慮せず整理してもらうのが良いと思います。

軽自動車と普通車の車検費用

車検費用は、軽自動車普通車で相場感が違います。
いちばん分かりやすい違いは、法定費用のうち自動車重量税が軽自動車は比較的読みやすい一方、普通車は重量で変わる点です。

なので、軽自動車は「法定費用の土台が抑えめで、整備費用が乗っても全体が爆発しにくい」傾向があり、普通車は「重量と年式で法定費用が上がり、整備が重なると車検費用の振れ幅が大きい」傾向があります。

軽自動車でも普通車でも共通ですが、車検費用を左右する最大要因は“整備の内容”です。
日頃のメンテナンスで、車検時の追加整備を減らせることもあります。

車検費用を安くする選び方

ここからは、車検費用をできるだけ抑えたい人向けに、依頼先の違いと、安い方向に寄せるコツをまとめます。
無理に削るというより、納得して調整するイメージです。

ディーラーと整備工場の車検費用

ディーラーは安心感を重視する人に向きやすい一方で、見積もりが高めに出ることがあります。
理由としては、純正部品を使うケースが多いことや、次の車検までの安心を見越して“予防的な提案”が入りやすいことが挙げられます。

一方で整備工場は、相談しながら「今回はここまで」「これは次回でもいいかも」と調整できることも多いです。
ただ、工場ごとに得意分野や方針があるので、説明の丁寧さや見積もりの透明性は見ておきたいところです。

車検費用を下げたい気持ちは分かりますが、安全に関わる部分を削りすぎるのはおすすめしません。
判断に迷う場合は、整備士など専門家に相談して、リスクを理解した上で決めるのが安心です。

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迷ったら、まず無料見積もりを利用するところから始めるのが良いと思います。

車検専門店の早期予約割引

車検専門店は、車検費用を安い方向に寄せやすい選択肢のひとつです。
パック料金が分かりやすかったり、必要最低限に絞ったプランがあったりして、相場の下限に近づくことがあります。

特に効きやすいのが早期予約割引です。
満了日より前に予約するだけで割引になったり、平日限定で安くなったり、Web予約で値引きが入ったりと、仕組みは店舗によっていろいろあります。

早期予約割引を活かすコツ

  • 満了日から逆算して早めに予約する
  • Web予約や会員特典の条件を確認する
  • 割引の代わりに整備が省かれていないか確認する

安いだけで決めると不安が残ることもあるので、見積もりの説明が分かりやすいか、保証や再整備の方針があるかもチェックしておくと安心です。

カー用品店とガソリンスタンドの車検費用

カー用品店ガソリンスタンドの車検費用は、車検専門店に近い価格帯になりやすい印象です。
店舗数が多くてアクセスが良いのと、普段使いの流れで相談しやすいのがメリットですね。

一方で、整備は提携工場で行うケースもあるので、「どこで・誰が・どんな整備をするか」を確認すると納得しやすいです。
見積もりに入っている整備項目が“必須なのか推奨なのか”も、ちゃんと聞いておくと安心です。

カー用品店やガソリンスタンドを選ぶときは、車検費用の安さだけでなく、説明の分かりやすさと、追加整備が出たときの連絡ルール(勝手に進まないか)、複雑な修理作業があった場合に対応が出来るか等気にした方が良いと思います。

ユーザー車検の費用と注意点

ユーザー車検は、車検費用を安い方向に寄せたい人が一度は気になる方法だと思います。
業者の車検基本料や代行費用が入らない分、法定費用中心で進められる可能性があるのは大きいです。

ただし、手続きや書類、検査ラインの流れ、そして事前点検の準備など、時間と手間はしっかりかかります。
検査に通らなければ再検査になりますし、整備が必要になったときに自分で判断しきれないと、結果的に遠回りになることもあるので、あまりおすすめできません。

ユーザー車検は費用面のメリットがある一方で、安全に関わる整備判断を自分で背負うことになります。
不安がある場合は、事前点検だけ整備工場に依頼するなど、無理のない形をおすすめします。

なお、制度や必要書類、手続きの詳細は変更されることがあるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

相見積もり早期割引の利用

いちばん現実的だと思うのが、相見積もり早期割引の合わせ技です。
車検費用は整備費用の設計が違うので、同じ車でも数万円単位で差が出ることがあります。

相見積もりを取るときは「総額」だけでなく、法定費用/車検基本料/整備費用/部品代が分かれているかをチェックします。
分かれていれば、安い理由・高い理由が見えやすくなります。

車検費用を抑える行動プラン

  • 2〜3社で見積もりを取り、内訳を比較する
  • 早期予約割引を確認する
  • 必須と推奨の整備を分けて説明してもらう
  • 迷う項目は整備士など専門家に相談して決める

車検費用は“安ければ正解”でも“高ければ安心”でもなく、納得できる内訳があるかが大事だと思います。
正確な料金や制度は公式サイトで確認しつつ、自分に合った車検費用の落としどころを作っていきましょう。

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