ATFについて
オートマチックオイル交換
作業工賃目安 4,620円~(税込)
ATFオイル1リットル 578円~(税込)
オートマオイルは、オートマ内部の潤滑、伝達、作動を行うオイルです。
オートマオイルの交換の目安は2万km~3万km毎をお勧め致します。
劣化したオイルを使い続けると変速不良や変速ショックが大きくなったり、最悪の場合はミッションの焼き付き等を引き起こす場合もあります。
ATFとは
ATFとは「Automatic Transmission Fluid」の頭文字をとったもので、自動変速機専用のオイルの事です。
Fluid(流動体)と呼ばれていますが、成分はオイルです。
ATFはトルコンオイルとも呼ばれています。
オートマチックオイルの役割
AT車はエンジンから発生した動力をミッションに伝えるのにオイルを使用します。
この使用されるオイルがオートマチックオイルで、「変速コントロール」・「潤滑」・「冷却」といった役割も担います。
ATF点検方法
ATFの点検は、エンジンオイルと同じ様なレベルゲージで点検します。
①エンジンを暖気する
②シフトチェンジする
ブレーキを踏み(エンジンを掛けながら)P→R→N→D→Lと約1秒間隔でシフトし、Pに入れます。
③オイル量を点検します。
レベルゲージを拭き取りオイル量を点検します。
ATF粘度
ATFのオイル自体は大変サラサラした粘度が低いやわらかいもので、エンジンオイルとは違う働きをするために専用に開発されたオイルです。
低温時に固くならず、高温時でも極端にサラサラにならない粘度変化に強いオイルです。
エンジンオイルと入れ間違えない様にATFは赤く着色されています。
ATF交換時期
オートマオイルもエンジンオイル同様、使用している間に劣化します。
オートマオイルは元々赤色の透明感のある色をしていますが、熱による酸化や、不純物が発生すると赤みがかった黒色へと変わり、透明感もなくなります。この様な状態になったら交換をお勧めします。
交換の目安は、30,000kmもしくは3年位です。
ATF添加剤
ATFの添加剤の役割は、オートマオイルの漏れの防止や、酸化を抑え、寿命をのばす効果があります。
下記の場合は注意が必要です。・長い間オートマオイルを交換(50,000km以上)していない車
・無段変速機(CVT等)
・オートマ本体に不具合がある
等は使用しない方がいい場合がありますので、添加剤を使用する場合はお車の状態を確認してから入れた方が良いでしょう。
ATFトラブル
オートマオイルはオートマミッションの中で働く重要なオイルです。
オートマミッションの内部は非常に精密で複雑です。
その中の細いパイプラインの中をオイルは流れています。
オートマオイルは使用するにしたがってスラッジ(ゴミ)が発生し、パイプラインにつまる事により、トラブルがおきます。例えば、変速時のショックが大きくなったり、ミッションの滑りの原因にもなります。
そうなった場合は、ミッションの交換が必要になってきます。
スラッジがたまりすぎた車(多走行)のオートマオイルを交換する際にもリスクを伴います。
新しいオイルには洗浄作用がある為、パイプライン等に付着したスラッジを剥がしてしまい、パイプラインを詰まらせたりする場合があります。
又、オイルパン内にたまっている同様のゴミをまき上げてしまい同様に詰まらせる場合もあります。
この様な状態になりますと最悪ミッションの乗せ替えが必要なケースもあります。
写真はクラウンのミッションです。
ミッション交換となると、部品代だけでも何万円もします。
オートマオイル漏れ
オートマオイルはエンジンの動力を後ろのギヤに伝えています。
オートマオイルが漏れ、オイルが不足すると動力を伝達出来なくなる為、発信、加速不良による、燃費の悪化、
最悪ミッションのスベリによる走行不能になる恐れもあります。
オートマミッション、オイルパン、パッキン、Oリング、オイルシールの劣化によるオイル漏れ等が考えられます。
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