車の寿命について

営業時間9:00~19:00

休業日年末年始・夏季・GW

車の寿命は距離?年数?何で見極める?



車の寿命は、何で決まるのでしょうか?新車から数えた年数でしょうか、または走行距離でしょうか?
新車から10年経過した車でも走行距離が2~3万キロしか走行していない車もあるでしょう。
また、新車からたった5年で20万キロにもなる過走行車もあります。


この場合、どちらが車の寿命が近いかと言うと5年で20万キロの過走行車の方が、寿命が少ないと言えます。
エンジンの耐久性を考えると20万キロを超え25万キロぐらいでエンジンの寿命が来ると思われます。
また、10年で2~3万キロの車の寿命はまだまだあると言えるでしょう。


車の部品は、新車で販売されてから10年は保証されていますがそれ以降は、部品がなくなってゆきます。
12~13年ほどならまだ部品調達も大変ではないでしょう。
しかし、15年さらに20年となると部品を探すのも大変になって行きます。
車の部品がなくなってくるのも諦める原因になるでしょう。


タクシーなどの寿命は、約40万キロです。
昼夜交代してほぼ24時間走り続けています。
新車から4~5年で寿命となるようです。
もちろん、故障したら修理をし部品交換しての距離です。


商業車など配達で使われるプロボックスなどの寿命は約24万キロです。
こちらも、MTならクラッチ交換やダイナモの交換は修理しています。
まぁ、プロボックスに積まれているエンジンの寿命と言えるでしょう。


90年代にブームとなった、パジェロやランクルなどのハードクロカン四駆は頑丈なラダーフレームが使われエンジンもミッションもモノコックボディの乗用車に比べると格段に寿命が長いです。
メンテナンス次第では、100万キロも夢ではありません。
まぁ、そこまで使わなくても30万キロは大丈夫でしょうね。
車の寿命は、年数と距離から現在の車のコンディションを考慮して判断しましょう。


車の寿命とされる年数や距離はあるの?



簡単な目安としては、10年10万キロでしょうか。
新車から10年所有して、走行距離が10万キロに達するまで寿命であると言われています。
ただし、10年10万キロと言われていたのは70年代の頃のこと。
70年代からすでに半世紀もたつ現在、クルマの寿命も進化しています。


現在の車は、10年10万キロ以上の走行でもほぼ大きな故障もなく使えます。
それ以上になっても部品交換などしなくても13万キロくらいまでは問題なく使えます。


13万キロ以上の走行となると、スターターモーター・クラッチ・オルタネーターなど少し高額な修理になる部品交換も覚悟しなくてはいけません。
しかし、調子が悪くなってきたところで事前に交換すれば問題ありません。
70年代に10年10万キロだった車の寿命は、現在なら13年13万キロでしょうか。


そもそも一般的な車の平均使用年数は?



一般財団法人自動車検査登録情報協会が、車の平均使用年数を調べた結果(平成31年3月)から軽自動車を除く乗用車は13.26年です。
1970年代ころは7~8年の平均使用年数だったので、今では70年代の約2倍に伸びているのが分かります。
1995年の車検の規制緩和でそれまで車歴が11年以上を越える車の車検が1年から2年に延長されたことが大きく影響していると思われます。

規制緩和される前までは、車歴11年を迎え車検が1年ごとになる車を車検代がかさむことから泣く泣く手放すユーザーが多かったのです。


車の平均使用年数は、年々ほんの少しですが確実に伸びてきています。
車の耐久性の向上もありますが、バブル期のような好景気も見込めない時代が長く続いたせいか使える車は出来るだけ長く使う風潮が根付いてきているものと思われます。


自動車税は13年経過すると金額が高くなります!

現在、自動車税は13年以上になると高くなります。普通車で約15%、軽自動車では約20%も高くなるのです。

例えば、1500ccなら12年目までは3万4500円の自動車だったのが、13年目になると5000円以上高くなる4万円の支払いになります。
これが、軽自動車になりますと12年目までは1万800円が2100円高くなる1万2900円を自動車税で支払わなければなりません。

大事に乗って来たのになぜ税金が上がるのが納得行かない方もいるでしょう。
規制緩和で、税率を高くするのをもう少し長く15年目とか、いっそのこと廃止になるとさらに車の平均使用年数は伸びると思われます。


寿命のサインは自分でどうやって判断すれば良いの?



ズバリ、修理代がどれくらいかかるか?につきると思います。
修理金額が多額になるのは、エンジンブローによるエンジン乗せ換えは、約30万円からです。
30万円なら安い中古車が変えてしまう金額です。

ミッションがオートマ(AT)の場合、オートマミッションが故障してしまうと修理には20万円以上かかるようです。
私もATが、故障してしまい修理することなく廃車にした苦い経験がありました。

エンジン載せ替えやAT修理などの15万円以上になる高額修理に直面すると、修理して乗り続けるか、それとも諦めるか判断に迫られていると言えます。

いくら修理代が掛かってもかまわない人なら迷うことはありません。
よほどのマニアでない限り車は道具として使っている方が大多数でしょう。
多額な修理代が掛かるようなら、その修理代で次に購入する車の費用に充てるのが賢明だと言えます。

年式が古くなってきて部品の入手に困るようになってきたときも寿命と考えていいかもしれません。
部品によっては、しばらく待つような事態になってしまうので生活の支障に成ってしまいますね。


車の寿命を延ばすために気をつける事やおすすめな事は?



車の寿命を延ばすには、こまめなメンテナンスは欠かせません。
エンジンの血液ともいえるエンジンオイルの交換は、定期的に行いましょう。
最近の車は、走行距離が1万キロに一度か、1年で1万キロに満たないのなら1年に一度のオイル交換がメーカー推奨の交換時期です。

理想的なエンジンオイルの交換時期は、半年に一度か走行距離が5000キロです。
また、オイル交換ごとにオイルフィルターの交換もしておくのをお勧めします。


エアークリーナーも定期的に交換しましょう。エアークリーナーが、汚れてしまうとエンジンオイルの汚れもひどくなるので注意が必要です。
エアークリーナーも交換時期は2~3年です。車検ごとに純正品に交換しておけば安心です。


エンジンを掛けたら、2~3分くらい暖気運転をするようにしましょう。
車も人間と同じで、準備運動が必要です。人間もいきなり運動すると心臓に悪いものですね。
同じ車を長く乗る人に共通している習慣が暖機運転させてから、走り出すことです。


急発進や急ブレーキなどは、車が傷むのでやめましょう。
急発進は、エンジンとミッションに多大なストレスを与えます。
また、旧ブレーキは、ローターやブレーキパッドが速く消耗してしまいます。
ブレーキが消耗してしまえば交換するしかありませんが、部品代や工賃はそれなりにするものです。
優しく丁寧に乗ってあげれば部品交換するまでの期間も長くなるのでお財布に優しいことになりますね。


こまめな洗車は、ボディの塗装も長持ちさせます。
年に数回固形ワックスを塗り磨くことでも長い年月では、大きな差になって行きます。
ボディの大敵はなんといっても錆です。
ドアやボンネットなどは交換できますが、ルーフやボディの後ろ部分は交換することが出来ません。
錆びた部分を板金塗装するには多額の出費となります。
ボディ下部などの錆があまりにもひどいと車検にも通りません。
見えるところのボディの洗車はもちろんボディ下部の洗車も車検ごとに行うことをお勧めします。





お問い合わせ先



廃車の事ならお任せ下さい!

廃車に関することならお気軽にお問合せください。

営業時間/9:00~19:00
休業日/年末年始・夏季・GW

042-682-2213