「遮熱」と「断熱」は違うもの
カーフィルムを考える上で、車内の「熱」は重要なポイントといえるでしょう。人は概ね、室温25℃前後であれば、快適と感じるとされています。快適に過ごすには、夏は温度の上昇を防ぎ、冬は温度が下がりすぎるのを抑えなければなりません。赤外線を介して伝わる「熱」の伝達を止めるには、大きく分けて「遮熱」「断熱」の二つ視点があります。
カーフィルムからみた「遮熱」「断熱」
遮熱とは、外界からの熱量を軽減すること。カーフィルムの視点からみれば、太陽光に含まれる赤外線量を車内に侵入させないようにすること。
「遮熱」は夏場の熱波を遮断する働きがあります。
それに対し、断熱は、現状の熱量を他方に逃がさない作用のことを言います。カーフィルムで考えると、現状の気温が室外に逃げていかないように防ぐこと。「断熱」は、車内気温が季節の違いに影響されないために有効だといえるでしょう。
カーフィルムでは「遮蔽係数」「熱還流率」が重要に
「熱」という視点で、カーフィルムを見るとき、
「遮蔽係数」「熱還流率」は重要なポイントになります。
遮蔽係数とは?
遮蔽係数とは、ガラスなど光を通す物質から外光がどれほど入ってくるのかを、わかりやすく数値化したものです。基準となる数値は、厚さ3ミリの無色ガラスの光の透過度を1とし、それよりも数値が低いほど、光を遮る能力が高いということになります。
熱還流率とは?
熱還流率とは、ガラスなどを挟んで室内と室外の温度がどれほど影響されるかを数値で表したものになります。
この熱還流率も、数値が低いほど室内の気温が保つ能力が高くなります。
「熱」という視点でカーフィルを見たら
では、「熱」という視点でカーフィルムを見たときは、どのように考えれば良いのでしょうか?
上記で示したように、「遮蔽係数」「熱還流率」共に、数値が低い製品が高機能なカーフィルだといえます。
何故ならこの二つの数値が低い製品は、外気の熱の侵入を防ぎ、外の気温の影響を受けにくいカーフィルだからです。
性能の高いカーフィルムはエコにつながる
最近のカーフィルムは、外光を通しつつ熱線である赤外線や紫外線の侵入だけを防ぐ製品が増えてきました。
高機能なカーフィルムは、エアコンの稼働を抑制し、エンジンの働きを穏やかにします。
他のコラムでも書きましたが、エアコンは思いのほかエンジンやバッテリーのパワーを食う機器です。
「熱断性」の高いカーフィルムを愛車に施工して快適な室内環境をつくり、お財布にも・車にも・そして環境にも優しいカーライフをおくりましょう。
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